Birdy Titaniumは乗ってみてどれくらいすごいのか?
まあ、インプレしても参考にされる方はほぼ0であろうが、40㎞ほどの走行で初見インプレする。
チタンバージョンの他の特徴としてドライブ系のパーツでも特別仕様としてギヤが2×11速の105仕様で、クランクもカーボン中空クランクを採用している。サドルもカーボン&チタンレールの軽量タイプである。
当初カーボンクランクなどオーバースペックで総重量を少しでも下げるための苦肉の策と解釈していたが、走りこんでみると回転体の重量軽減は多少なりとも漕ぎ手の負担軽減に寄与することは感じ取れた。
しかしながら持ってみて特別軽いわけでもない。公称10.5㎏である。これだけの装備でこの重量なのだからBirdyとしては軽いのだろうけど、10.5kgは今やフォールディングバイクとしては普通レベルである。
走りに関しては当然ではあるがAlifineより走りが軽く、すぐにトップスピードに達する。ハブもいいものを使っている。
でもギヤ比がローギヤードでさほどスピードが出るわけではない。22速でもロードバイクを追いかけることはちょっと無理だ。追い風だとすぐにペダルの踏みごたえがなくなってしまう。当然ながらそのかわり激坂にはめっぽう強い。
むしろ、Birdy故にフロントのダブル化は大きなデメリットをもたらす。(また、ディスってしまうが・・・)
フロントディレイラーとクランクのクリアランスは非常にタイトで、TOPギヤで負荷をかけて踏み込むとどうしてもディレイラーとチェーンが擦れて鳴るのであるが、これ以上調整代がないのである。
あと、このディレイラーのせいで折り畳み時にチェーンが必ず外れてしまうので、チェーンを手で押さえながらリヤアームをたたまなければならない。
このデメリットを解決するには、フロントをシングルにするか、もしくはフロントディレイラーもShimanoに頼んで特注製作しなければならない。
ここのワイヤーも折り畳みを戻すとき、引っかかってねじれる。
Birdy Titaniumは特別なバイクであるが、もう一つ感じるのはオプションパーツが今後もほぼ出ないことであろう。
リヤスイングアームが他のBirdyと違うので、イージートランスポーターも専用品が必要であるが、果たして発売されるか・・・?
あと、ボトルケージ台座もCOLORPLUSのものを流用しようとしたが、BD-1用ははまらず、NewBirdy用はスカスカであった。(多分、Birdy Airも同じかな?)
まあ、”どこでもケージホルダー”で結局事足りるのだけれど、なんとなく侘しい・・・。
チタンのメリットは、ではなんなのか?
今の時点で言えることは、塗装されていない無垢のチタンフレームだから輪行であまり傷を気にする必要がない点である。
あとはアルミ製と違って経年劣化も少ないので、長いこと使い倒せる点である。
でも、ほとんどのオーナーは家でこの素晴らしい造形のフレームを眺めて悦に入ることに、その価値を見出すのかもしれない。



