
Ternのs11iはAlfine11を搭載した数少ない市販モデルであるが、フォールディングバイクとして珍しい24インチモデルもラインナップされている。なかなか試乗の機会がないので、2014モデルを買ってみた。
ちなみに家族への言い訳は、かみさんのために買うというものである。X20の方が恐らく軽快に走ることは想像に難くないが、あくまで内装フェチなのとかみさんが使用するという前提でS11iを選択した。

メーカーサイトの仕様と異なり、リヤキャリア、リヤライトが標準装備されているのであった。
我が家のリクセンカウルに対応しているのでついでにラゲッジトラスバスケットブラケットを装着。
サドルはとりあえず慣れているブルックスのB17に換装した。

LEDライト、泥除け、リヤキャリア等、すべて標準装備でカスタマイズの必要が無い。しかし、リクセンカウルのバッグを装着すると、ブレーキホースとライトケーブルに干渉し、大きくハンドルが切れない。走るときは問題ないが、手押しで曲がるときは支障が出るレベルである。
ライトのインプレを追記すると、なかなか良いものでブッシュ&ミューラーと同等の明るさ、配光性能をもっている。高いところから光を照射するのはメリットであるが、ブレーキワイヤーが影を落とすのがデメリットである。

そもそもリーフに載せて輪行できるクロスバイクというコンセプトで買ってみたのだが、ラゲッジトラスを装備するとリーフの後部ドア間口でも高さがオーバーサイズとなり、すんなり載せられない。ということでラゲッジトラスはお蔵入りである。

リヤキャリアがあるので、荷物を積んでのツーリングに不自由はしない。しかしながらとりあえずぐるっと5kmほど走ってみたが、このバイクのジオメトリーはママチャリちっくなのである。その結果、言い訳コンセプトどおりサドルはかみさん向けにSK-2純正のタイプに換装。

Alfine11を搭載するBRS-700SVとの比較。

前輪基準で重ねるとジオメトリーの違いが良くわかる。ようするにサドル・ハンドル間距離が短いのである。

BD-1との比較。車輪が大きいことのメリットは走っていて十分感じられる。ただしS11iはタイヤが太いので、ロード系のバイクではなくポタリング向けである。かみさんにはこれでよい。
ちなみにチェーンにはFreeDriveというカバーが付いているのでかみさんにはちょうど良いのだが、これがペダルを漕ぐとパリパリと音をたてて少々うるさい。

BD-1と比べてもアップライトである。

Bromptonとの比較。

本来ならEclipseを並べる前にVergeシリーズをもって来るべきかも知れないが、なかなかこのようなシチュエーションの写真はなかろうとアップしてみた。

Eclipse S11iのノーマル重量はカタログ値で14.7kgであるが、M6Lと大して変わらないので、一度電車輪行を試してみようと思ってCarry on Coverも買っているのだが、輪行には相当の覚悟と根性が必要かもしれない。

エスティマには常時Bromptonが載っているがS11iを常備できるか?答えは3列目シートの背もたれをほぼ垂直にすればYesであった。リヤキャリアの高さがリヤハッチとの干渉でどうかと思ったが、閉めてみればちょうど収まるというサイズであった。
Eclipse S11iの乗り始めは辛口インプレとなったっが、街乗り評価では非常に良いものである。仕事先で昼間ランチに出かける際に街中を走ってみると、Bromptonより非常に快適に走ることができる。特に歩道との段差の乗り継ぎに際して神経を使う必要が無いことは高得点を与えられる。